2014年12月8日月曜日

わかりやすいネルドリプ③

今日は、D&DEPARTMENT東京で行われた、「わかりやすいネルドリップ③東京」へ行ってきました。

講師は、福岡「美美珈琲」の森光宗男さんと、元「大坊珈琲」の大坊勝次さん
このお二人の名前に惹かれ、迷わず行かせてもらいました。













前半で、プロジェクターを使用したネルドリップの説明。後半で、森光さんのグループと大坊さんのグループ2つに分かれての、ドリップ実習という形です。

森光さんの、ネルドリップに対する解説。
森光さんは、珈琲の味を、音の音程の組み合わせや、色の3原色(赤、青、黄色)にたとえて
甘み、苦味、酸味をどうグラデーションするかで、ドリップを追求しているそうです。
すごい!

後半の、ドリップ実習。
先に大坊さんが、ネルを使ってドリップしながら解説をしてくださいました。
20gのやや粗挽きの粉で、70ccの珈琲を抽出。
一度だけ飲んだ、大坊珈琲の記憶がはっきり残っていました。

大坊珈琲です。

感激しました。

ドリップする大坊さん






















とろ~っとして、苦いのに、奥のほうで甘い。
大坊さんいわく、「甘苦」の味が一番好きとのこと。

森光さんとはほとんどお話させていただくことが出来ませんでしたが、大坊さんとはいろいろお話させていただきました。

大坊さん
口数は多くないけど(むしろめちゃめちゃ、少ないですが)、ひとこと、ひとことに味と深みがあります。
あっ、まさに、大坊珈琲ってそのまま、大坊さんなんですね。


「ゆっくり、ゆっくり淹れるから、お客様をお待たせしてしまう。でも、ゆっくり、淹れる

 お客さんも、ゆっくり待つ

 そこに、何かがあるんだと、僕は思います」


と、おっしゃってました。



森光さん、大坊さん
本当に魅力的です。

SCAJの最新のドリップもドリップ珈琲。
これもドリップ珈琲。
やはりコーヒーは奥が深いです。

あんな男になりたいなぁ~と思い、何故か昭和の空気をを感じながら、いいきもちで、テクテクと九品仏駅に向かう、ハレノヒでした。

本当に、行ってよかったです。





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